平成30年度 ごあいさつ
「5年先、10年先を見据える支援教育を展開する」

北海道高等養護学校長
長 野 藤 夫


 特別支援教育は、学校教育において最早スタンダードになっています。それどころか、時代の潮流の中でインクルーシブ教育という概念が生まれ、それとともに高等支援学校が中学生の進路先として一つの重要な選択肢となった今、保護者や社会から求められる高等支援学校の教育内容や質が大きく転換してきています。
 新しい学習指導要領により、「小ー中ー高等支援」という切れ目のない一貫した教育の流れの確立というものが、これからは益々重視されていくものと考えています。
 その意味でも、「ニュー美高養」を作っていくのが、我々美高養職員に課せられた使命ということになりましょう。
 そのような考え方に立ち、本校におきましては、

 ●教育目標「社会的に自立できる人間を目指し、心身ともに健全な生徒を育成する」」
 ●校  訓「強く、正しく、和やかに」

の下、生徒の持っている潜在的な「能力」を引き出し、意欲的な「姿勢」を育て、人と人とが支え合う「心」をつくり、以て「学習上又は生活上の困難を克服し、自立を図るために必要な知識技能を授ける」という支援学校の目的の達成を目指します。
 そのためにも、各市町村の保健福祉行政や主任児童委員・民生委員、出身小中学校や各関係団体等の皆様とも連携を深めながら、生徒の卒業後つまり5年先、10年先を見据えた教育活動を展開してまいります。
 本校の教師たちは実に力強く、意欲に充ち満ちております。全員が、一人一人の「将来」というものを見つめているのです。その力が最大限発揮できるよう、保護者の皆様をはじめ関係各位のご理解とお力添えをお願い申し上げます。